コスタクルーズは子ども無料って本当?料金体系を解説【2020年版】

コスタクルーズは子どもが無料! クルーズ旅行

コスタクルーズは、子連れでクルーズ旅行に行くならいちおしのクルーズ会社です。

 

こちらの記事では、子連れのクルーズ旅行に興味のある方、コスタクルズに関心のある方に向けて、子連れでコスタクルーズ旅行に出かけた際、子どもにかかる費用やクルーズの料金体系についてまとめています。

 

クルーズ旅行というと、敷居が高いイメージがあるかもしれませんが、近年は日本発着の外国船が増え、クルーズ旅行が以前よりも身近になってきました。また、客船のクラスや客室カテゴリー、出発日、コースの選び方によっては、11万円代で行けるクルーズ旅行もあります。

 

マツコデラックスさんの番組でも、クルーズ旅行は取り上げられており、知っている方も多いかもしれません。(マツコさんもかなり興味津々の様子でした)

 

飛行機や新幹線を利用した旅行では難しい旅程でも、船旅なら容易に周遊できちゃいます。

なんといっても、寝ている間に次の寄港地へ連れて行ってくれるので、移動が楽!

 

子連れだと、飛行機にしろ、新幹線にしろ、大きな荷物をもって移動するのが大変ですよね。クルーズ旅行なら、その心配がありません。

しかも、昼間は寄港地での観光を楽しんで、船に帰ってからは船上でのエンターテインメントを満喫。

 

人気が高まっているのも納得です。今後は、ますます需要が高まるんじゃないかなぁ。

 

カジュアル船のクルーズ会社のひとつ、コスタクルーズの「コスタネオロマンチカ」は、毎年日本発着のクルーズを就航しています。そして、13歳未満の子どものクルーズ料金が無料であることから、子連れでクルーズ旅行を計画されている方にとってはかなり魅力的ですよね。

 

 子どもは無料と聞いても、いろんな疑問がわいてきますよね。

  • 子どもはホントに無料なの?
  • クルーズ代金以外に諸経費はかからないの?
  • クルーズ料金が無料になるには条件ってあるの?

 

こちらの記事では、そんな疑問にお答えします。

 

結論からいうと、完全に無料ではありません。

年齢によって違ってきますが、無料であるクルーズ代金以外にも諸経費がかかってくるのです。

 

ただ、クルーズ旅行に行く場合、費用の大半を占めるクルーズ代金が無料なのは、かなりお得であることにかわりはありません!

 

こちらの記事では、子どもを連れてコスタクルーズで旅行に行く場合、子どもにかかる費用を解説します。

 

コスタネオロマンチカのクルーズ旅行に興味のあるパパさん・ママさんはぜひご一読ください。

 

こんな方に読んで欲しい!
  • コスタクルーズについて知りたい
  • 子連れのクルーズ旅行に興味がある
  • コスタクルーズは子ども無料と聞いたが本当か確かめたい

 

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クルーズ客船の3つのクラス

クルーズ客船は、世界中にある、あらゆる客船を船会社の単位で3つのクラスに分かれています。

 

  • ラグジュアリークラス
  • プレミアムクラス
  • カジュアルクラス

 

クラス分けは、船の大きさに対して、お客さんひとり当たりどれだけの容積を占有しているかと、クルーひとり当たりがサービスするお客さんの数で定められています。

 

乗客ひとりに対する船のスペースがいちばん広く、クルーに対する乗客の数が少ないのがラグジュアリークラスの船になります。プレミアムカジュアルの順で乗客ひとりあたりの占有スペースは小さくなり、クルーひとりに対する乗客の数も増えていきます。

 

ざっくりいうと、ラグジュアリークラスが一番高級なカテゴリーになります。小型の船が多く、丁寧できめ細かいサービスが受けられます。

プレミアムクラスは、中型の船が多いです。船が大きい分、ラグジュアリークラスの船よりも、エンターテインメント性が高くなっています。

カジュアルクラスは、大型の船が多く、ほかのクラスに比べて、料金がリーズナブルです。また、ドレスコードをあまり気にしなくてよいので、肩肘張らずにクルーズを楽しむことができます。

 

こう聞くと、子連れでなくても、クルーズ初心者にとっては、カジュアル船の敷居が低そうですよね。

 

ホテルに例えると、ラグジュアリークラスが高級ホテル、プレミアムクラスがシティホテルという感じ。ただ、カジュアル船は、カジュアルとはいうものの、船の中へ一歩足を踏み入れれば、そこは豪華客船であることにちがいはありません。たとえが悪かったですね。ごめんなさい。

 

気を取り直して、今回ご紹介しているコスタクルーズは、カジュアルクラスの客船です。

 

コスタネオロマンチカってどんな船?

コスタネオロマンチカは、イタリアの客船会社コスタクルーズの15隻ある客船のうちのひとつです。1993年に就航し、2012年に改装されました。毎年日本発着クルーズを行っています。

 

日本発着クルーズには、複数の港から出港するコースがあります。首都圏以外からも参加しやすいのがコスタクルーズの魅力のひとつ。

 

2019年は、6月から8月には横浜・舞鶴・金沢・福岡発着、10月には那覇発着のコースを就航しています。

発着地近辺に住んでいる場合は、港までの交通費も少なくてすみますね。

 

また、カジュアル船ということで船上でのドレスコードもさほど気にすることなく過ごすことができます。子連れだとただでさえ荷物が多くなるのでドレスコードを気にしなくてもよいのはうれしいですよね。(めんどくさがりのわたしだけかな?)

コスタクルーズパンフレット

 

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13歳未満はクルーズ代金が無料!

コスタクルーズは、大人2人と同室の13歳未満の子どもは、2人まではクルーズ代金が無料です。

たとえば、両親2人と子ども2人の場合、払うルーズ代金は大人2人分だけ。

すっごくお得ですよね!

 

クルーズ代金(大人)6万円の場合

大人2人のクルーズ代金は、6万円×2で12万円

 

大人2人 + 子ども1人 = 12万円 (子ども1人分が無料

大人2人 + 子ども2 = 12万円 (子ども2人分が無料

 

家族旅行がとってもお得になります!

 

ちなみに、大人1人と子ども1人の場合は、子どものクルーズ代金は半額です。

 

大人1人 + 子ども1人 = 9万円 (子どもが半額

 

飛行機に乗って子連れ旅行に行く場合、お金がかからないのは赤ちゃんの場合だけ。

国内旅行は3歳、海外旅行は2歳から飛行機の幼児料金がかかってきます。

 

ホテルでの宿泊も、ホテルによりますが、施設利用費や、幼児料金、子ども料金などの設定があります。

航空代にしろ、ホテル宿泊代にしろ、大人と同額ではないにしてもお金はかかってしまうのです。

 

コスタクルーズで旅行に行くなら、子どもはクルーズ代金無料という、なんというすばらしいではありませんか!

 

クルーズ代金には、食事や移動費、宿泊費だけでなく、ショーやコンサートなどのエンターテインメント代も含まれてるんです。

 

子連れ旅行って移動がめんどくさくありません?

息子を連れて周遊旅行に行ったとき、荷物をもって次のホテルへ移動するのがけっこう大変でした。ホテルを移動するたびに荷物をまとめたり、荷物をもちながら次のホテルまで移動するのがつらかった・・・。

 

クルーズ旅行なら、荷物の持ち運びや移動の煩わしさから解放してくれます。

 

船上で夜にショーや演奏を鑑賞したり、食事を楽しんだりしてから、客室ですやすや眠る。

そして、起きたら、次の寄港地に到着している!

朝食を食べたら、観光へGO

クルーズ旅行ではそんなストレスリーな旅を可能にしてくれるんです。

 

さらに、コスタクルーズなら、子どものクルーズ代金が無料。これはパパママにはうれしすぎます。

 

クルーズ総費用の内訳

クルーズ旅行の総費用は、クルーズ代金のほかに、いくつかの諸経費がかかります。日本船はまた違った料金体系になっています。ちょっと複雑な料金体系になっている上に、事前に支払う費用と、船上で支払う費用に分かれています。これをおさえておくことは、旅費の計画を練る上で大事になってきます。

 

総費用=クルーズ代金+港湾税+船内チップ国際観光旅客税+有料サービス利用分

 

になります。

 

事前に支払う費用船上で支払う費用に分かれています。

 

事前に支払う費用=クルーズ代金+港湾税+船内チップ

 

船上で支払う費用=国際観光旅客税+有料サービス利用分

 

  • クルーズ代金

クルーズ代金には、無料レストランでの食事やプランによってはドリンクパッケージも含まれています。(プランによってサービスは異なってくるので申し込みの際に確認しておくことが大切です)

 

パンフレットに載っている旅行代金はクルーズ代金のことを指します。そのため、実際には、湾港税やチップの支出も念頭に入れておかないと、あとで予想以上に費用がかかった~!なんてことがあるので注意が必要です。

 

  • 港湾税

クルーズ旅行中は、複数の港に寄港することになります。湾港税は、その際にかかる港使用料です。飛行機に乗って旅行する際に払う空港税のようなものです。

 

  • 船内チップ

船内チップは、船に乗る前に払います。チップというと、レストランなどでサービスを受けるたびに払うイメージがありますが、クルーズの場合は前払いのため、乗船してからサービスを受けるたびに払う必要がありません。宿泊数が多くなればなるほど、チップは増えます。(3歳以下無料)

コスタクルーズの場合、チップの金額は年齢以外も客室タイプ(スイートかスイート以外か)によっても違います。

 

  • 国際観光旅客税

聞き慣れない言葉かもしれませんが、国際観光旅客税(ITT)201917日から導入されました。客船や飛行機で日本から出国する乗客ひとりにつき1,000円が徴収されます。

少ない金額だけど、出費が増えてしまうのですね。(2歳未満は無料)

 

  • 有料サービス利用分

スパの利用や有料レストランなどを利用した場合に費用が加算されます。

船の上では、無料でも十分楽しめるのですが、カジノやビンゴ、有料エリアへの入場など、一部有料のサービスがあります。

ドリンクパッケージを申し込んでいない場合は、ソフトドリンクやアルコールが有料になります。

コスタクルーズのパンフレット2

 

上の写真は、コスタクルーズの2020年のクルーズ料金表のパンフレットです。こちらに記載されている内容を参考にしました。

 

クルーズ代金以外で子どもにかかる費用は年齢によって違う【注目】

子どもが無料となっているのは、クルーズ代金です。

大人2名と同室の場合の3人目・4人目の012歳の子どもはクルーズ代金が無料ですが、年齢によって、そのほかの諸経費が加算されます。

 

クルーズ代金以外で子どもにかかる費用は年齢によって異なります。

 

0歳~1の場合は、港湾税がかかります。

2歳~3の場合は、港湾税・国際観光旅客税がかかります。

4歳~12の場合は、港湾税・国際観光旅客税・チップがかかります。

 

港湾税とチップは旅行の期間によって設定料金が違います。

 

コスタネオロマンチカの20204月の日本発着クルーズ(那覇発着)で旅行した場合の料金を見てみます。

チップはスイート以外の料金です。

 

コスタクルーズのパンフレット3

 

3泊4日

港湾税:11,400円

チップ:43.5ドル(13歳以上)/21.75ドル(4歳~12歳)

 

4泊5日の場合

港湾税:15,600円

チップ:58ドル(13歳以上)/29ドル(4歳~12歳)

 

5泊6日の場合

港湾税:18,000

チップ:72.5ドル(13歳以上)/36.25ドル

 

港湾税は期間に比例して増えるわけではないようですね。チップは、1泊あたり大人は14.5ドル、子どもは7.75ドルになっています。(大人のチップが値上がするんですね。。。)

 

3歳までの子連れの場合は、港湾税と国際観光旅客税のみなのでお得度が高いですね。しかも、3歳からはおむつがとれていれば、キッズルームでの託児も可能なので(もちろん、無料!)

子どもを預けて、夫婦2人で恋人気分を楽しむなんてことも可能です。(0歳でも、保護者同伴であればキッズルームの利用はできます)

 

4歳以上は港湾税に加えてチップが加算されるにしても、旅行費用で大部分を占めるクルーズ代金が無料なのは大きいですよね。

 

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まとめ:子連れのコスタクルーズ旅行はかなりお得!!

子連れでコスタクルーズで旅行した場合、子どもにかかる費用とまとめます。

 

  • 子どもはクルーズ代金が無料!(条件:大人2人と同室の3人目・4人目で年齢は13歳以下)
  • 0歳から港湾税がかかる
  • 加えて、2歳から国際観光旅客税がかかる
  • さらに、4歳以上はチップが必要

 

子連れでコスタクルーズを利用する場合、そのほかの諸経費はかかるものの、クルーズ代金が無料ということでとってもお得に旅行することができます。

 

しかも、クルーズ旅行は

  • 寝てる間に次の目的地に到着♪
  • 重い荷物を運んで移動する必要もない!
  • 船に一歩入れば外国気分満点!
  • あらゆるエンタータインメントで子どもも大人も楽しめる!

 

と、子連れ旅行にはうれしいこといっぱい♪

 

しかも、キッズルーム利用で子どもが英語や異文化を学べるというメリットも。(おうち英語実践中のママとしては、これもかなり魅力的です~!)

 

こんな方にコスタクルーズがおすすめ

  • 家族でお得にクルーズ旅行に行きたい
  • 子どもはもちろん、パパママだって旅を楽しみたい
  • 移動のストレスなしで周遊旅行がしたい
  • 飛行機が苦手だけど、旅行に行きたい
  • 気軽に海外気分を楽しみたい
 

 

コスタクルーズなら、食事や宿泊代、エンターテインメント代込みで11万円台からクルーズ旅行に手が届きます。一度行ったら、また行きたくなりそう。

家族旅行の選択肢のひとつとしておすすめです。

我が家も今年の夏にベストワンクルーズ でコスタネオロマンチカに乗船しました♪今後乗船記も紹介していきます♪