【バリ島旅行】現地の日本人がおすすめする観光名所

バリ島

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バリ島には、魅力的な観光スポットがいっぱいあります。ガイドブックを見ても、たくさんありすぎて、どこに行けば良いのか迷ってしまいそうですよね。

私がバリ島をひとりで旅行した際には、バリ在住の日本人の方が観光名所を丸1日かけて案内してくださいました。

ということで、その日に訪れたバリ島の観光名所をご紹介したいと思います。

私の体験から、これからバリ島へ旅行される方に向けて伝えておきたいことなども交えながら進めていきたいと思います。

 

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予定外の観光地巡り

まず、バリ島の観光地巡りをすることになった経緯についてお話しさせてください。

というのは、もともとこの旅行では観光地巡りは予定に入っていませんでした。旅の目的が「おいしいものを食べて、買い物をして、きれいな夕日を見て、ひたすらのんびりすること」だったからです。

なのに、なぜバリ島の観光地を巡ることになったのか。

それは、とても親切な現地の日本人女性と仲良くなったからです。

 

彼女とは、バリ行きの飛行機の中で知り合いました。隣の席だったのです。最初に話したきっかけは覚えていないのですが、年が近いことや海外旅行が好きということで話は盛り上がりました。また、私はこのときバリ島へ行くのが初めてだったので、まだ見ぬバリに興味津々。バリについていろいろと教えてもらいました。

 

彼女、ここではYさんと呼ばせてくださいね。Yさんは大阪出身で、バリ島をひとりで旅行したときに出会った現地の男性と結婚し、バリ在住5年目でした。日本に里帰りし、バリへ帰る飛行機の中で私と知り合ったのです。

 

彼女との会話の中で「どこか観光地は行く予定はあるの?」と聞かれました。私は「今回はそういう予定はないんだ」と答えました。

すると、「せっかくバリまで来たのにもったいないよ!私が案内してあげる!」

「え!?いいんですか?」

なんてうれしい提案。そんな予定はなかったけど、せっかくのご厚意だったので甘えさせていただくことにしました。ひとり旅に来ると、親切にしてもらえることが多いです。

Yさんには、バリ滞在の3日目に観光地を案内していただくことになりました。コースは完全おまかせで、Yさんがバリ島初心者におすすめする観光スポットを巡る一日が始まりました。

 

バリ島観光名所を巡る1日、スタート

朝は、ホテルのロビーで待ち合わせをしました。私が滞在していたホテル「ザ・ストーンズ」までYさんは車で迎えに来てくださいました。

天気は晴れ。これから始まる1日に、ワクワクです。

最初の目的地に向かう前に、両替所に立ち寄ってもらい、お金を両替しました。それまで一度も両替せずに過ごしていたため、助かりました。しかも、その前日にクレジットカードが壊れてしまい、途方に暮れていたので、自由に使えるお金ができたのはとてもうれしかったです。

 

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バリ舞踊「バロン」を観る

最初に向かったのは、バドゥブラン村にあるダンス会場です。バリ舞踊のひとつである「バロン(Barong)」を観劇するためです。バドゥブランでは、毎朝9時半からバロンを観ることができます。1時間くらいで終わります。

 

舞踊劇が始まって、バロンが登場すると、ちょっと怖かったです。

バリ舞踊のひとつ「バロン」が登場

写真は、バロンの登場シーン。逆光でわかりにくいですが、バロンの見た目は、日本の獅子舞に似ているという印象。

もともとは、悪霊払いで踊られていたそうです。配られた日本語版のリーフレットを読めば、だいたいの話の流れはわかります。バロンは、陽の象徴である聖獣らしいです。物語の中では、陰の象徴である魔女・ランダと戦います。

私は劇が始まる前にさらっと読んだだけでした。そうすると、次々と登場人物が出てきて、「今、どこなんだろう?」って迷子になりました。始まる前にもう少しリーフレットをまじめに読んでおけば、物語のストーリーを理解しながらもっと楽しめたかも、と思いました。

 

バロンを観る方に伝えておきたいこと

バロンが始まる前に配布されたリーフレットにしっかり目を通しておけば物語への理解が深まる!

 

今も王族が暮らす「サレン・アグン宮殿」

次は、ウブドにある「サレン・アグン宮殿(Puri Saren Agung)」を見に行きました。今も王族が住んでいるというからびっくり。外観だけでしたが、やっぱり王族ってすごいんだなぁと思いました。立派な宮殿でした。サレン・アグン宮殿の近くには、観光案内所もありました。Yさんという強い味方がいるから立ち寄りませんでしたが、自分たちだけで観光するときには活用できそうだなと思いながら通り過ぎました。

 

このあと、寺院にも連れて行ってもらったんですが、名前を忘れてしましました(汗)

 

次回もちこしになった「ゴア・ガシャ」

次に立ち寄ったのは、ウブド近郊にある「ゴア・ガシャ(Goa Gajah)」です。ガイドブックで紹介されていて、興味があったのでここへ行くと聞いたときはテンションが上がりました。駐車場に車をとめて、いざ入ろうとすると、なんだか様子がおかしい。なんと、その日は臨時でお休みでした。ガイドブックでは無休って書いてあったのに。洞窟入口にある「魔女の顔」、見たかったです。がっかり。いつかリベンジしたいです。

 

ゴア・ガシャに行く方に伝えておきたいこと

ツアーではなく、個人で行く場合は、事前に営業しているか確認しておくと確実

 

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美しすぎてびっくり「テガララン」

ちょっぴり落ちてしまった私のテンションは、テガラランの美しい景色で即、上がりました。テガカランは、ウブド中心部から車で20分くらいのところにあるライステラスです。ガイドブックで見るのと、自分の目で見るのは違いますね。ガイドブックで見る写真だと、いまいちその魅力がわからなかったのですが、実際に見ると、目の前に広がるライステラスは広大で、いつまでも眺めていられる景色でした。

一面に広がるライステラスが美しい「テガララン」

写真の景色が一面に広がっていました。お天気に恵まれたこともあり、緑のライステラスは一層美しかったです。なんだか、日本の田園風景を思い出しました。

 

このあとは、バリ島の景勝地である有名な高原に向かうため、山道を登っていきました。途中、道路沿いに染め物や洋服、果物、絵画などのお店がちらほらありました。高原に着いたら、山と湖を一望できるお店で昼食をとりました。バリ島といえば、海というイメージが強かったんですが、山もきれいなんだなぁと思いました。テラスできれいな景色を見ながら食べるバリ料理は一段とおいしかったです。

テガラランに行く方に伝えておきたいこと

目の前に広がるライステラスはとにかく美しい

道沿いにある染め物などのお店は、一見の価値あり

 

バリ島六大寺院のひとつ、崖に建つ「ウルワツ寺院」

「ウルワツ寺院(Pura Uluwatu)」は、この日のバリ島名所の中でいちばん印象的だった場所です。バトゥン半島南西の崖の上にあるヒンズー教の寺院です。クタ中心部から車で45分くらいかかります。11世紀に建てられたという寺院は、厳かな印象。

駐車場に車をとめて、寺院にたどり着くまでの道には、野生のサルがたくさんいます。Yさんいわく、このサルには要注意とのことでなるべく近寄らないようにしました。

ウルワツ寺院にいる野生のサルたちこんな感じで、寺院に向かう通路の周りには、野生のサルたちがうろうろ。かわいい顔をしていますが、観光客たちのもちものをとっていってしまうこともあるそうです!

 

寺院に入るときには、サロン(腰布)をひとり1枚渡されるので、腰に巻いて行きました。

崖に建っているウルワツ寺院から眺める海は、ビーチとはまた違う一面を魅せてくれました。記念写真にはナイスなスポットだと思います。

 

ウルワツ寺院に行く方に伝えておきたいこと

サルたちには近寄らない

寺院の頂上から見る景色はおすすめの写真撮影スポット

 

夕日と共に観る「ケチャ」

ウルワツ寺院で開催されている「ケチャ(Kecak)」も観てきました。日没に合わせて始まるので、沈んでいく夕日を後ろに、バリの伝統舞踊を観ることができます。ダンス会場を囲むようにして客席があるのですが、ものすごく混雑していて、いかにこのダンスが人気なのかが伝わってきました。

名前のごとく大勢の男性たちが「チャッチャッチャッ」と声を上げながら踊る姿は迫力満点でした。途中、ハヌマンという登場キャラクターの白い猿(中身は人間です)が客席に飛び込んできて、心臓が飛び出るかと思いました。

ウルワツ寺院で観た「ケチャ」と海に沈んでいく夕日

ケチャダンスの進行とともに、夕日も沈んでいきます。これがまた、美しい!

ダンスの背景にある、海に沈んでいく夕日にも目を奪われてしまいます。

ケチャダンスが終わるころはあたりはもう暗くなっていました。

 

ケチャを観る方に伝えておきたいこと

海に沈む夕日とケチャダンスの融合は見ごたえ抜群

 

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そのほか

ここでは紹介しませんでしたが、ほかにも女性たちが布を染めている作業場にも連れて行ってもらいました。最後は、コンビニに立ち寄ってくださいました。

ミーゴレンやナシゴレンの素などが並ぶバリのコンビニ

コンビニには、ミーゴレンやナシゴレンの素、辛いソースなどがずらりと並んでいました。

コンビニひとつとっても、日本とは大きく違います。文化の違いを実感しました。私は、Yさんのお家でもよく食べているというおすすめのお菓子やインスタントのミーゴレンとナシゴレンの辛くないものを購入しました。たくさん買って行って、おみやげにも配りました。家族や友人に好評でした!

Yさんは、観光地巡りのほかにも、バリでの生活についてや日本との違い、バリのお祭りなど、いろいろなお話をしてくださいました。感謝です。

Yさんとはその後もたまに連絡を取り合っています。「次は我が家に遊びにおいでよ」とうれしいことばも。現地での出会いは、ひとり旅の醍醐味でもありますね。誰かと一緒に旅行するときよりも、ひとりで旅行するときの方が、現地の人々の温かさや親切さに触れる機会が多いような気がします。Yさんのおかげでとても貴重な1日を過ごさせていただきました。

 

まとめ

今回は、現地で暮らす日本人に案内してもらったバリ島観光名所巡りの1日をご紹介しました。

現地の方がおすすめしているだけあって、どれも、見る価値ありの観光スポットばかりでした。バリ島観光でどこに行こうかなと迷われている方の参考になればうれしいです。