英語好きな子を育てたいなら、赤ちゃんのうちから育児英語を始めてみませんか?
日常会話で使える101の育児英語フレーズをご紹介します。
英語の褒め言葉もたくさんあるので、英語でも我が子をたくさん褒めまくりましょう!
小学校での英語教育が始まり、学校の授業でつまずいてしまわないかな、と心配なママも多いかもしれません。
できれば、英語が好きな子になってほしいですよね。私も、我が子には英語好きに育ってほしいです。
私は、普段の生活の中で、我が子に英語で話しかける時間を作っています。新生児のころに始め、今日までずっと続けています。今回は、日常会話に英語を取り入れてみたいなというママに向けて、私が我が子に使っている英語のフレーズを書き出しました。
今日から使える英語フレーズがもりだくさんです。この記事を読んで、今日から育児英語を始めれば、自然と我が子の口から英語フレーズが飛び出す未来がぐっと近づきます。
子どもが大きくなってから後悔しないためにも、一歩を踏み出しましょう!
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日常会話に英語を取り入れる
おうち英語は赤ちゃんからスタート
私は、我が子と過ごす時間の一部は、英語で話しかけるようにしています。息子が新生児のころから続けていることです。
おうち英語では、いかにたくさん英語に触れる時間があるかは大事なポイントです。赤ちゃんのうちから、英語に触れることで、教科書を通してではなく、なるべく自然な形で英語を学んでほしいと考えてえているからです。
私は、英語だけ話して英語に浸る時間を作ったり、ちょっとした日常会話を英語のフレーズに置き換えたりしています。
たとえば、赤ちゃんが眠そうなときには
眠いのかな?お昼寝しようね
という風に、赤ちゃんの様子に合わせた声かけをしています。
あるいは、そろそろお昼寝の時間だな、と思ったら
お昼寝の時間だね。ママと一緒にお昼寝しようか?
というように、時計を見ながら生活習慣に合わせて語りかけています。
赤ちゃんは、日本語の場合も、ママやパパが話していることばから学んでいますよね。「こういう場面ではこの表現を使う」というのが日本語と同じようにわかると、子どもの頭にも入りやすいはずです。また、赤ちゃんのころから、日常会話で英語を使っていれば、耳も英語に慣れるのではないかと期待しています。
「まだことばを話せない赤ちゃんに英語で話しかけて意味はあるの?」と思われる方もいるかもしれません。息子は、1歳なので効果はまだわかりません。私は、日本語であっても英語であっても、赤ちゃんにことばのシャワーをたくさん浴びてもらうことは大切だと考えています。
日本語でも、いつもひとりごとのように「今から~するね」「これから~に行くよ」と息子に話しかけています。我が子と接していると、私の話を聞いてくれていると確かに感じます。そして、英語のシャワーをたくさん浴びた息子が、いつかすばらしい答えを運んできてくれると信じて続けています。
ホームステイの経験が生きている
私は、アメリカとカナダを合わせると10以上の家でホームステイを経験しました。その多くはお子さんがいる家庭でした。それぞれの家庭では、生きた「親子の会話」を見聞きしながら生活させてもらうことができました。また、自分がホストファミリーとなり、ニュージーランドからの女の子を受け入れたこともあります。
私自身、英語ができてよかったなと思えることがたくさんあります。我が子が大人になるころには、今よりもっと英語が必要になっているはず。我が子にはぜひ英語好きになってほしいです。
その未来を実現するため、妊娠中には、英語の歌を歌って、英語に触れる時間を作るようにしました。息子が生まれてからは、日常生活の中で英語のフレーズを使うようになりました。ホームステイで身につけた英語が生かされています。お世話になったホストファミリーにはとっても感謝しています。
おうち英語のフレーズ
では、私が使っているフレーズをご紹介します。
あいさつ
- Good morning.(おはよう)
- Good night.(おやすみなさい)
- Have a sweet dream.(良い夢見てね)
あいさつは、ぜひ覚えてほしい表現ですよね。私は、24時間息子と一緒に過ごしているので、使っているあいさつは少ないです。“Hello.”(こんにちは)や“Good evening.”(こんばんは)も押さえておきたいところですね。保育園に預けるようになったり、パパとお留守番してもらったりする場合は、こんな表現も使えます。
- See you.(またね)
- Take care.(気をつけてね)
- Have a nice day.(楽しい一日を過ごしてね)
- How are you?(元気?)
- How was your day?(今日はどうだった?)
- What’s up?(調子どう?)
- Did you have fun?(楽しかった?)
気もち
- Are you sad?(悲しいの?)
- Are you happy?(うれしいの?)
- You look sad.(悲しそうね)
- You look happy.(うれしそうだね)
日本語でも「ことばそだて」の大切さはよくいわれていますよね。こうして英語でことばがけをすることで、息子が“I am happy!”といえる日が来てほしいと願いながら続けています。気もちを表す言葉はほかにもたくさんあるので、今後増やしていきたいです。
問いかけ
我が息子の行動はつっこみどころが満載です。大人からすると、「え、何してるの?」と目を丸くすることがしばしば。そこで、登場するのがこの3つのフレーズです。
- What are you doing?(何してるの?)⇒今、目の前でしていることにつっこみたいとき
- What are you going to do?(何するつもりなの?)⇒これからするであろうと予測されることにつっこみたいとき
- Where are you going?(どこに行くの?)⇒何かしている最中に、立ち去ろうとするとき
- What’s wrong?(どうしたの?)
- What’s the matter?(どうしたの?)
このふたつは赤ちゃんがご機嫌ななめだったり、泣いたりしているときに使います。中学の英語の教科書に出てくる表現です。赤ちゃんの様子を見て使えば、教科書で覚えるよりも自然な形で使えますね。
- What’s up with you?(どうしたの?)
“What’s up?”にはいろいろな意味があります。この場合は、上の二つと近い意味で使っています。英語には、同じ言葉でも、複数の意味をもつことがあります。場面によって使い分けることができれば、赤ちゃんにもニュアンスの違いが伝わります。そうすると、自然に英語の力が身に付くことにもつながります。
- Can I see?(見ても良い?)
- Can I have that?(それ、ちょうだい?)
- Where did it go?(あれはどこにいったの?)
子どもがもっているものを「それママにちょうだい」ということってありませんか?そんなときに使える表現が“Can I have that?”です。赤ちゃんがもっているものを渡してくれたら、“Thank you”をお忘れなく。もし、おもちゃなどがどこにいったかわからなくなってしまったときには、“Where did it go?”が使えます。
天気
- It’s sunny / cloudy / rainy / snowy / windy today.
(今日は晴れ / くもり / 雨 / 雪 / 風が強い ね)
- It’s cold / freezing / chilly / comfortable / warm / hot today.
(今日は寒い / 凍えるほど寒い/ 肌寒い / 過ごしやすい /あったかい / あつい ね)
天気は、学校の授業でも習うので、その前にぜひマスターして欲しい表現ですよね。晴れの日、雨の日、雪の日、とその日の天候に合わせた表現でママが話しかければ、赤ちゃんが成長して英語を話せるようになったときに、自然に使い分けることができるようになると思います。天気を表すことばはほかにもたくさんあります。それらを覚えるだけでも、英語の語彙が増えますね。
食事
食事の場面でも使えるフレーズはいっぱいあります。
- Do you want a snack?(おやつ食べる?)
- Let’s have a snack.(おやつにしよう)
- It looks good.(おいしそうだね)
- Yummy?(おいしいかな?)
- Is it yummy?(おいしい?)
おやつは“snack”です。“Yummy.”(おいしい)は子どもが言うと、なんだかかわいいですよね。
食べることに飽きて食べ遊びを始めてしまう我が子によく使っているのが“Don’t play with your food.”(食べ物で遊んじゃだめよ)です。「あ、だめなことなんだな」と伝わりやすよう、首を横に振りながら言っています。
- Don’t be picky.(好き嫌いしちゃだめよ)
“picky”(好き嫌い)は食べ物の好き嫌いが多い息子にホストマザーがよく使っていたのを覚えています。振り返ると、ホームステイの経験では、生きた英語をたくさん学ばせていただきました。ほかにはこんなフレーズを使っています。
- It’s time for breakfast / lunch / dinner.(朝ご飯 / お昼ご飯 / 夕ご飯の時間よ)
- Open up.(口を開けて)
- Here you are.(どうぞ)
- Eat more vegetables.(お野菜もう少し食べようね)
- Do you want more?(おかわりする?)
- Do you want one more?(もう1個、食べる?)
- Are you full?(おなかいっぱいかな?)
- Are you finished?(食べ終わったかな?)
お願い・呼びかけ
赤ちゃんは、まだ自分ひとりではできないことばかり。だから、ママのお手伝いが必要です。そんなときには“let”を使った表現が大活躍です。
let + 人 + 動詞の原型 = 人 に ~させて
let + me + 動詞の原型で「私に~させて」という意味になります。
私がよく使うのはこんなフレーズです。
- Let me do it.(ママにさせてね)
- Let me pick you up.(抱っこさせてね)
応用で、こんな表現も。
- Let me see. (見せてね)
- Let me hug you.(抱きしめさせてね)
また、赤ちゃんがママの服や髪を引っ張ってしまったときに使えるのが“Let go.”(はなしてね)です。なかなか聞き入れてはもらえませんがね。
息子に呼ばれて「今、行くからね~」というときには、“Mommy is coming!”と言いながらかけよります。「ママのところにおいで」は“Come to Mommy.”「ちょっとパパのところ行ってよ~」というときには“Go to Daddy, sweetie.(パパのところ行っておいで)です。また、「こっちにおいで~」というときには“Come here, honey.”も使う機会が多いです。両手を広げて伝えています。
おむつ
おむつを替える場面でも使えるフレーズはあります。
“Let’s change your diaper.”(おむつ変えようね)だけでなく、先ほど出てきた
「let + me + 動詞の原型」を使った表現
“Let me change your diaper.”(おむつ変えさえてね)を使うことで表現の幅が広がります。また、そろそろおむつ交換のタイミングかな?と思ったら、“Do you want me to change your diaper?”(おむつかえてほしいのかな?)と聞いています。
我が子は小さな怪獣さんなので、起きている間はじっとしていません。おむつ交換のときだって例外ではありません。そんなときに使えるのがこのフレーズです。
- Lie still.”(横になったままじっとしてて)
- Stay here.(ここにいて)
- Don’t move.(動かないでね)
ちなみに、おむつは、アメリカ英語では、diaperですが、イギリス英語ではnappyと言うそうです。ご主人がオーストラリア人の友人が教えてくれました。オーストラリアではイギリス英語を使っているから、“nappy”を使っているんですね。
睡眠
- It’s time to wake up.(起きる時間よ)
- It’s time to get up.(起きる時間よ)
同じ「起きる」でも、ニュアンスは違います。“wake up”は「目を覚ます」“get up”は「体を起こして起きる」です。場面によって使い分けると良いかもしれませんね。
- Are you sleepy?(おねむかな?)
- Did you sleep well?(よく眠れた?)
- You look sleepy.(眠そうね)
- Why don’t you take a nap?(お昼寝しようか?)
- Let’s take a nap.(お昼寝しようね)
- It’s time to go to bed.(寝る時間よ)
- It’s time for bed.(寝る時間よ)
“Did you sleep well?”は“Good morning.”とセットや、お昼寝後の声かけに使っています。朝いちばんとお昼寝後の定番フレーズです。
また、これはよく使う表現のひとつです。
It’s + time + to + 動詞の原型 = ~する時間
It’s + time + for + 名詞 = ~の時間
それぞれ、動詞や名詞を置き換えることでいろいろな場面で使えそうですね。
お風呂
- It’s time to take a bath.(お風呂の時間よ)
- Let’s take a bath.(お風呂に入ろう)
- Let me dry your body.(体、拭こうね)
- Let’s dry your head.(髪の毛、かわかそうね)
- Let me brush your hair.(ブラシで髪の毛とかそうね)
- Let me comb your hair.(くしで髪の毛とかそうね)
“head”には、「頭」のほかにも、「髪の毛、頭髪」という意味があります。つくづく、英単語は、ひとつでいくつもの意味があるんだなと感じます。
そのほかの生活習慣
- Let’s get dressed.(お着替えしようね)
- Let me brush your teeth.(歯磨きしようね)
- It’s time to go.(出発する時間よ)
- Let’s go out.(お出かけしよう)
- Let’s go shopping.(買い物に行こう)
“Let~”や“ It~”を使えば、日常会話で使える英語フレーズがたくさんありますね。
褒めことば
私は、褒めことばに力を入れています。
英語だと、なんだか大げさなくらいに褒められる気がするからです。
赤ちゃんのうちから思いっきり我が子を英語で褒めています。
褒められた我が子は、いつもうれしそうにしているので、私までうれしくなります。
一語で表現
- Nice!(いいね!)
- Very good!(とってもいいね!)
- Wonderful!(すばらしいわ!)
- Beautiful!(かわいい!)
- Great!(すごいわ!)
- Excellent!(すばらしい!)
- Amazing!(とってもすばらしい!)
- Perfect!(バッチリね!)
- Awesome!(最高!)
一語でズバッと相手に伝わるところが、褒めことばの魅力でもあります。ママの笑顔を添えて言えば、赤ちゃんも「あ、褒められている!」ときっとうれしくなるはずです。
私が、留学時代にお世話になったホストマザーたちに出産報告のメールをしたところこんな一文がありました。
You have a very beautiful baby!
beautifulは美しいと訳されることが多いのですが、英語では、赤ちゃんのことをとってもかわいい!と褒めるときによく使われる表現なのです。
You’re~で始まる
- You are the best!(あなたがいちばんよ!)
- You’re co cute.(とってもかわいいね)
- You’re so lovely!(なんて愛らしいの!)
- You’re so smart!(かしこいね!)
私がアメリカでホームステイをしていたときにすごいなと思った表現は
“You are the bestest girl as ever was!”(あなたこそ最高のいちばんの娘よ!)
ホストマザーが娘さんに使っていた表現です。いちばんの中のいちばんとは、最高の褒め言葉ですよね。すばらしい愛情表現だなと感じました。
また、これは褒めことばではないかもしれませんが、私がよく使うのがこれです。
I love you.(大好きだよ)
息子の目を見ながら伝えています。
あとは、息子がなんともかわいい笑顔を向けてくれたときには
I love your smile!(あなたの笑顔が大好き!)
Thank you for coming to the world.(生まれてきてくれてありがとう)
そう声をかけると、息子はいつも満面の笑みを向けてくれます。
ほかの言い方も
- You can do it.(あなたならできるよ)
- You did it!(できたね!)
- You made it!(やったね)
- Good job!(上手にできたね!)
- Not bad.(よかったよ)
- I’m happy for you!(よかったね!)
- I’m very proud of you.(誇りに思うわ)
赤ちゃんの成長はすばらしいです。たった一年間で、できることがどんどん増えていきますよね。
- 一人で座れるようになった。
- つかまり立ちができるようになった。
- 一人歩きができるようになった。
もうすぐできそうという場面で“You can do it.”(あなたならできるよ)とママから声をかけられると赤ちゃんも意欲が高まるかもしれません。
ただ、最初はうまくできないこともしばしば。そんなときは、自信を失わないように「大丈夫!悪くないよ!」という気もちをこめて“Not bad.”と声をかけています。
そして、上手に出来たときには、「できたね」「やったね」と思いっきり褒めてあげたいですね。
まとめ
今回は、私が我が子に語りかけている英語のフレーズをご紹介しました。個人的には、英語学習の大事なところは、ママや子どもが楽しいと感じること、そして楽しいからこそ続けられることだと考えています。続けられないと、英語の力を身につけるのは難しいからです。
我が子が英語好きになってもらうための方法はたくさんあると思います。英語の歌を歌ったり、絵本を読んだり。あるいは、英語の学習教材を購入して、自宅で使用するのも方法のひとつです。私の周りには、子どもたちを英会話教室に通わせている友人もいます。
いろんな方法がある中でママが「これは続けられそうだな」と思える方法を見つけることが鍵になると思います。
私は、今のところは自分も楽しみながらできています。今後も、英語フレーズを続けていきたいです。そして、息子の成長とともに使えるフレーズも増やしていけたらなと思っています。今回は、あれもこれもと加えていったら101フレーズになりました。。
全部一度に覚えようとすると、ママも途中で気もちが折れてしまうかもしれません。「これなら言えそうだな」というものからスタートしてみましょう。
我が子との日常会話に英語フレーズを取り入れてみたいなという方のお役にたてばうれしいです。
こつこつ続ければ、きっときれいな花が咲きます!
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